STORY
Yuragi(ユラギ)は、ちょっと不思議で儚げなクラゲの作品を作っているブランドです。
個人で活動し、ひとつひとつハンドメイドでお作りしています。
クラゲというスタイル
優雅で美しい。でも毒を秘めていて簡単には触れられない。見た目だけでなく、佇まいやスタイルに惹かれ、
クラゲを作ってみたい!と思ったのがYuragiの始まりです。
“儚げで今にも消えそう”という我ながら無茶なイメージをもとに、
画材屋、手芸屋など、いろんな専門店に足を運んで材料を探し集めました。
試行錯誤を繰り返し、動き始めてから2年ほど経った頃、
ようやく満足のいくクラゲが完成したのでした。
クラゲは脳がないので、考えるということをしない生き物だと言われています。
また、魚のように泳ぐことはなく、だいたいは流れに身を任せていますが、
傘を開閉させて適度に漂います。
“身を任せて漂いながらも、流されすぎない”
クラゲを眺めていると、それは人にとっても必要なことだなと気付かされます。
クラゲのように、まったく考えないでいるのはさすがに無理ですが、
わたしもクラゲを見習って、なにも考えない時間を作るようにしています。
以前はなにかと考えがちなタイプでしたが、今では考えない時間がとても心地よく、
なくてはならない時間になっています。
普段の生活にちょっぴりファンタジーを
新しいものを迎えたときのワクワクする気持ちは、なににも代えがたいもの。家やインテリアというのは生活をする場所であり、一番身近で大切な“環境”です。
それは自分を映す鏡のようでもあります。
心が荒れているときは、やはり部屋も荒れ気味ということがあります。
でも、わたしはその逆のほうを大切にしています。
自分自身が変わりたいときに、インテリアを変えるということです。
ワクワクしたい気分だったら、そういう部屋を作っていく。
もしくは、想像して、そのためにまず整理する。
たったそれだけで、わたしは気分がすっきりしたり前向きになったりします。
なにを求めているか、どう整えるか。
わたしにとっては、ライフスタイルもインテリアも、
そんなことに向き合いながら、積み重ねていくもの。
長くこつこつ楽しんでいきたいと思っています。
お客様にとって、新しいワクワクや、癒しであったり、
人とのコミュニケーションのきっかけになったり……
Yuragiのクラゲが、そんなもののひとつになれたら、とてもうれしいです。
Yuragi